isetanista_2024

イセタニスタが注目する
シャンパーニュで乾杯！
さまざまな種類の
味わいを楽しむ
テイスティング座談会

2024年10月23日 （水）※～10月28日 （月）まで
伊勢丹新宿店 本館6階 催物場にて開催されるシャンパーニュの祭典
「ノエル・ア・ラ・モード」で購入できるシャンパーニュを
伊勢丹の買物と楽しみ方のプロフェッショナルが集まる
伊勢丹新宿店公式サポーター 「イセタニスタ」のみなさんが味わい
シャンパーニュの魅力を体感しました。
※印の日はエムアイカード会員招待日

Photo : Akito Goto

テイスティング座談会に出席したイセタニスタのみなさん

シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会（CIVC）日本事務局代表

上質で光り輝く泡で
感じる極上のひと時

　世界に数あるスパークリングワインの中でも、ひときわ人々を魅了し続けいているシャンパーニュは、そこに存在するだけで、華やかなシーンを演出してくれる幸せの泡。日本は世界的に見ても、シャンパーニュ消費量が多く、２０２３年も輸出国第3位。一度は耳にしたことのある有名メゾンのネゴシアン・マニピュランから、自分たちで育てたぶどうで造るレコルタン・マニピュランなど、さまざまなブランドのシャンパーニュが味わえます。

　煌びやかで百花繚乱のシャンパーニュの中から、自分好みの味わいを見出すにはさまざまなポイントがあります。まずは、基礎知識で他のスパークリングワインとの違いを知り、シャンパーニュ地方やぶどう、テロワールについて、さらには「自然」と「人の手」の融合であるシャンパーニュの特徴や製法、甘辛度などを知ってみてください。

　例えば、シャンパーニュの甘辛度は、ドザージュがポイント。糖分量を調整し、造り手の意図するシャンパーニュのスタイルに仕上げるため、ボトルに打栓をする前の最後のひと手間にドザージュがあります。このドザージュのためのリキュールの糖分含有量によって、シャンパーニュの甘辛度は分類されます。シャンパーニュのボトルラベル（エチケット）には、糖分含有量の表示が義務付けられているので、ボトルを見れば甘いのか辛いのかがわかります。今回、座談会でも登場するイセタニスタのみなさんが携わったイセタニスタオリジナルシャンパーニュ「スプマワ」は、まさにドザージュ量を参加者で喧々諤々の話し合いを行い量が決定され、最終的には生産者の調整を踏まえて完成。ドザージュの量によって味わいが変わることを実感されていました。

　気になるシャンパーニュが見つかったら、10月23日より伊勢丹新宿店で開催されるシャンパーニュの祭典「ノエル・ア・ラ・モード」に足を運んでみてはいかがでしょうか。会場では、さまざまなブランドのシャンパーニュを少しずつ愉しめるアペロＢＡＲや、ひとつのブランドのさまざまな味わいを愉しめる日替わりＢＡＲなど、多様なシャンパーニュと出合えるのでおすすめ。さらに、会場ではフランスから来日する生産者との会話も楽しめます。それはまるで綺羅星のようなシャンパーニュが勢ぞろいの必見のイベント。きっと垂涎の味わいが見つかるはずです。　

レストランや自宅で
楽しむシャンパーニュ

　本日はイセタニスタのみなさんに、幅広くシャンパーニュを味わえるように、13ブランドのシャンパーニュを用意しています。シャンパーニュのビギナーにもおすすめなノンヴィンテージのものから、マルチヴィンテージやオーガニック、ナチュール。さらに、ブラン・ド・ブラン、ブラン・ド・ノワールやヴィンテージのプレステージ、ロゼまで、どれも多彩に魅力があり、それぞれの個性が愉しめるシャンパーニュです。
まず初めに、みなさんがシャンパーニュを普段味わうシチュエーションはどのような時でしょうか。また、好きな銘柄とかありますか。

定番のNVブリュットから
MVやノンドザージュを

まず初めに協同組合ＣＭのシャンパーニュ コレのブリュットです。代表的なシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエの3種類を使用したドザージュ9g/Lのブリュットです。

続いては、かのマリリン・モンローが愛したことで有名なパイパー・エドシックのエッセンシエル エクストラ・ブリュットです。先ほどのブリュットよりドザージュが控えめで、ラベルを見ると品種やリザーヴワイン比率などの情報を知ることができますね。

次はイセタニスタのみなさんが制作に関わったモニアルのスプマワです。どこがポイントですか。

次はシャンパーニュ ラリエのＲシリーズのR.020。２０２０年収穫をメインとするマルチヴィンテージで、限りなくミレジムに近いものです。

次はドザージュがゼロのパルメのラ・レゼルヴ・ナチュールです。ブランドとして初のドザージュゼロのものです。

ロゼシャンパーニュから
プレステージキュヴェまで

次のテルモンは、サステナブルな活動にとても力を入れているブランドですが、今回のレゼルヴ・ド・ラ・テールは除草剤、殺虫剤、防カビ剤、化学肥料一切不使用のオーガニックシャンパーニュになります。

次からはシャルドネ１００％の白ぶどうのみで造られるブラン・ド・ブランが続きます。まずはジャン・ローランのＮＶのブラン・ド・ブランです。

次は同じブラン・ド・ブランですが、２０１８のヴィンテージ、アヤラのル・ブラン・ド・ブラン２０１８です。

ブラン・ド・ノワールから
ロゼシャンパーニュまで

今度のボーモン・デ・クレイエールは、黒ぶどうだけで造られるブラン・ド・ノワールで、かつムニエ１００％、さらに、ナチュールなのでドザージュゼロ、２０１５のヴィンテージです。

次もブラン・ド・ノワールですが、こちらはピノ・ノワール１００％。英国王室御用達のシャンパーニュメゾン、ボランジェのPNVZ19です。

次は今年１６０周年を迎えるアルフレッド・グラシアンのキュヴェ・パラディ ブリュット２０１５です。ノエルにはセラーマスターも来日予定です。

続いては、ポール・ダンジャン・エ・フィスのフラッグシップシャンパーニュ、キュヴェ・プレステージです。

最後はロゼをご紹介します。フレールジャン・フレールのキュヴェ・デ・ウサール・ロゼ２００９で、これは今現在、日本にしか存在しないものです。

本日はみなさんに13ブランドのシャンパーニュを楽しんでいただきましたが、いかがでしたでしょうか。