Charles Heidsieck
シャルル・エドシック
※美Premium No.41 (2024.10.22)掲載
世界遺産クレイエールで昇華
食の極みを彩るシャンパーニュ
伝説の創業者の生きざまを表現する贅沢な味わい
各国の王室や著名人に愛されてきた
美食の世界をリードするシャルル・エドシックの魅力
Photo: Akito Goto
『レ・グラン・マルク』の称号
を持つプレステージブランド
フランスのランスに本拠地を置くシャルル・エドシックは、『レ・グラン・マルク(偉大なブランド)』の称号を持つ数少ないプレステージブランド。米国にシャンパーニュを持ち込んだ最初の生産者でもあり、5世代に渡り『最高品質のシャンパーニュを造る』という創業当時のビジョンを受け継いでいます。
このメゾンは、起業家であり、冒険家、そして生粋の伊達男として知られる類稀なカリスマ性を持った紳士シャルル=カミーユ・エドシックが弱冠29歳という若さで1851年に創設。単身渡米し、アメリカ社交界で一世を風靡し、後に「シャンパン・チャーリー」と呼ばれ、ヒュー・グラント主演の映画や歌のモデルにもなったこの伝説のジェントルマンは、英国をはじめとする王室御用達になり、成功を遂げるまでのその人生は波乱万丈に富んでいます。先見の明があった彼は、長期的なビジョンにたち、1867年にランスの地下にあるガロ・ローマ時代の採石場跡「クレイエール」を取得。世界遺産にも登録されたこの場所は、まさにシャンパーニュの熟成に理想の空間であることを見抜いていました。現在もすべてのシャンパーニュがここで熟成されています。
また、「ミシュラン東京2025」セレモニーパートナーのシャルル・エドシックは、長期熟成と品質の追求により唯一無二のスタイルを確立し、「飲めばすぐにシャルルとわかる」と評されているその味わいは、歴史的にもガストロノミーの世界との繋がりが大変強く、世界中の多くの名だたるレストランに選ばれ続け、日本でも現在50以上のミシュラン星付きレストランのリストに掲載されているなど、美食を愛する人たちのパートナーとして、日本の豊かな食文化の発展に貢献したいという考えのもと、その地位を築いています。
Blanc de Blancs
[ ブラン・ド・ブラン ]
¥16,280(ギフト箱入)
シャルドネ100% ドザージュ:8g/L
シャルル・エドシックにおけるブラン・ド・ブランの歴史は長く、1949ヴィンテージのブラン・ド・ブランを生産したことが始まり。15のクリュを厳選、ベースワイン75%の大部分は、コート・デ・ブラン地区(オジェ、ヴェルテュ)の若いシャルドネを使用(他、ヴィレール・マルムリー、トレパイユ、ヴォドゥマンジュ、モングー)。フレッシュで引き締まった味わいを持ちながら、シルキーなテクスチャーも。平均5年熟成したリザーヴワイン25%をアッサンブラージュ。シャルドネ由来の淡く澄んだ黄色。白桃、砂糖漬けのレモン、ライム、スイカズラ、ヘーゼルナッツ、かすかにオレンジとレモンの香り。口に含むと、フレッシュで引き締まったコクとピュアでまろやかなアタックが。調和のとれた余韻が、ミネラル感と塩味をもたらす味わい。
Charles Heidsieck
12 Allée du Vignoble 51100 Reims
TEL : 03 26 84 43 00
https://charlesheidsieck.com
【撮影協力】
ASAHINA Gastronome
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町1-4
M-SQUARE Bldg 1F
TEL:03-5847-9600
https://asahinagastronome.com/
Lunch/12:00~15:30(土・日 のみ)
Dinner/18:00-22:30
定休日/火、水
国内外の美食家たちを魅了するミシュラン2つ星アサヒナガストロノームのシェフ朝比奈 悟氏。「シャルル・エドシックのブラン・ド・ブランは、厚みがあって、香りが華やかで、幅広くお料理に合わせやすいシャンパーニュです」。
●日本リカー TEL:03-5643-9770 info@nlwine.com