Rare Champagne
レア・シャンパーニュ
※美Premium No.41 (2024.10.22)掲載
マリー・アントワネットに献上された
ヴェルサイユ宮殿400周年を彩る泡
ヴェルサイユ宮殿創立400周年を祝うシャンパーニュに
マリー・アントワネットに献上した起源をもつメゾンの
燦然と輝く秋の太陽を表現するレア 2013が選出
Photo: Akito Goto
王妃マリー・アントワネットに
献上された黄金色の泡
創業者のフローレンス=ルイ・エドシックが、マリー・アントワネットに最初に献上したシャンパーニュに起源をもつレア・シャンパーニュ。その「王妃にふさわしい」極上キュヴェには、ガラス職人が手吹きした「パント・マジュール」という、メゾンを象徴するボトルが使用されています。このパント・マジュールは、18世紀の創業以来使用され、左右非対称の形状という手作りならではの特徴から「完璧な不完全さ」とも称され、貴族に捧げる最高のシャンパーニュ用のボトルと呼ばれているほど。そして、光輝くぶどうのツルをモチーフにしたデザインのティアラのような装飾は、このシャンパーニュをさらに特別な存在へと高め、まるで宝石のような印象を与え、現代の女性をも虜にしています。この革命的な気高さを誇るシャンパーニュは、シェフ・ド・カーヴによる特別な年にのみ造り出されるもの。
2023年、ヴェルサイユ宮殿400周年を祝うため、ヴェルサイユ宮殿の美食と外交に関する『美食の革命』という本が400部限定で出版。その本の中には、レア・シャンパーニュのファーストヴィンテージであるレア 1976が、ヴァン クリーフ&アーペルに纏われ、華々しくお披露目されている豪華なパーティーについて記載がされています。また、中国では仏中国交樹立60周年と重なり、『ヴェルサイユと紫禁城』をテーマとした展覧会が開催。本展は2024年4月1日から6月30日までの間、北京で行われ、その後は12月に香港でも開催予定です。そうしたヴェルサイユ宮殿創立400周年という記念すべき節目に、燦然と輝く秋の太陽を表現するレア 2013が選出され、華を添えています。ヴェルサイユ宮殿はルイ14世の太陽がシンボル。そのシンボルとして掲げられたヴェルサイユ宮殿の象徴的な意味合いにも由縁するなど、ヴェルサイユ宮殿とレア・シャンパーニュは密接な関係の中、特別な祝賀の一年、世界各国で関連イベントが開催され、ヴェルサイユ宮殿400周年を祝うことでしょう。
RARE MILLÉSIME 2013
[ レア 2013 ]
RAYONNANT 燦然
シャルドネ70% ピノ・ノワール30% ドザージュ:9g/L
¥46,200(箱入)
テイスティングの際に二面性を現すRARE MILLÉSIME 2013。レア・シャンパーニュのシグネチャーであるトロピカルとミネラル感。そして塩味、フローラル、甘美さを兼ね備えた輝くばかりのエレガンスを表現。そのまばゆいフレッシュさは明るく心地よい燦然とした秋の日差しを彷彿。
シェフ・ド・カーヴが大切にするのは、グラン・クリュ、プルミエ・クリュなど、畑の等級に関わらず、土地が持っている表現力を判断してぶどう畑を厳選すること。レアの名前にふさわしいシルクのような飲み心地は、そうしたブレンディングアプローチから生まれています。
Rare Champagne
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