Rare Champagne_2025

Rare Champagne
レア・シャンパーニュ

※美Premium No.45 (2025.10.29)掲載

マリー・アントワネットに献上された
美しく革命的なシャンパーニュ

「レア」─この言葉そのものがそのすべてを物語る
美しくあること、完璧さの追求、そして、卓越した表現力…
これがレア・シャンパーニュを象徴するスタイル

Photo: Akito Goto

王妃マリー・アントワネットに
捧げられた煌めく上品さ

  「レア・シャンパーニュ」。…それは、その名が示す通り、希少という言葉にふさわしい存在。
起源は18世紀。創業者フローレンス=ルイ・エドシックが、王妃マリー・アントワネットに献上した一本のシャンパーニュから始まります。王妃にふさわしい気高さと優美さを追い求めた情熱。その精神は時を超えて受け継がれ、1985年、ヴェルサイユ宮殿にて初のヴィンテージ レア 1976として華やかに甦りました。ヴァン クリーフ&アーペルによる装飾をまとったボトルは、まさに王妃へのオマージュ。眩い輝きを放ちました。
 メゾンを象徴するのは、「パント・マジュール」と呼ばれる手吹きのガラスボトル。その左右非対称の造形が生みだす“完璧な不完全さ”こそ職人技の結晶。繊細なラインに宿る、伝統と情熱の証です。その姿は、まるで時を刻む芸術品。光を受けて輝くぶどうのツルをモチーフにしたティアラのような装飾が、ボトルをより気高く、より特別な存在へと昇華させます。それはまるで宝石のような煌めき。

王妃へのオマージュとして輝くティアラは、宝石商アルチュス・ベルトランによるもの。ひとつひとつ手作業で丁寧に貼られています。

 “レア”という名に込められたのは、王妃マリー・アントワネットのように凜とした自由の精神。伝統を尊びながらも、常識にとらわれない革新の心です。シェフ・ド・カーヴが「王妃に捧げるにふさわしい」と認めた特別な年だけに造られる、極めて限られたキュヴェ。その誕生はまさに奇跡。一口ふくめば、気高さと繊細さが織りなす調和の世界。王妃の微笑みのように優雅で、時を超えて輝き続ける存在です。レア・シャンパーニュ…それは、自由と品格を宿した、唯一無二の芸術。
 2025年、レア・シャンパーニュは創業者と王妃の出会いから240周年を迎えました。この節目を記念し、「マリー・アントワネット アフタヌーンティー」が世界各地で開催。東京をはじめ、韓国、アメリカ、ブラジル、イギリスなどで展開され、「シャンパーニュの宝石」と称される一杯が、王妃へのオマージュとして優雅な午後を彩りました。

創業者フローレンス=ルイ・エドシックと王妃の歴史的な出会い、240周年を記念した特別なアフタヌーンティーイベント「マリー・アントワネット アフタヌーンティー」が、2025年東京をはじめ韓国、アメリカ、ブラジル、イギリスなど、世界中の都市で開催。写真は、Hotel de Crillon Parisで開催したアフタヌーンティー。
Photo: Akito Goto

RARE ROSÉ MILLÉSIME 2014
[レア ロゼ 2014]
EXTRA-ORDINAIRE 異彩
シャルドネ 60% ピノ・ノワール 40%
ドザージュ:9g/L
¥88,000(箱入)
アロマの旋風に巻き込まれるほどの力強さと多彩な表現力。シェフ・ド・カーヴから「異彩」を放つヴィンテージと評される個性的なキュヴェは、洗練された女性の香水を想起。活力に満ちたアタックとジューシーで濃厚な果実味、開いてくるとスターアニス、チョコレート、ピンクペッパー、キルシュの風味が広がります。まるで赤ワインのように力強く緊張感のあるフィニッシュ。

RARE MILLÉSIME 2013
[ レア 2013 ]
RAYONNANT 燦然
シャルドネ70% ピノ・ノワール30% ドザージュ:9g/L
¥46,200(箱入)
テイスティングの際に二面性を現すRARE MILLÉSIME 2013。レア・シャンパーニュのシグネチャーであるトロピカルとミネラル感。そして塩味、フローラル、甘美さを兼ね備えた輝くばかりのエレガンスを表現。そのまばゆいフレッシュさは明るく心地よい燦然とした秋の日差しを彷彿。

Rare Champagne
www.rare-champagne.com

●日本リカー TEL:03-5643-9770 info@nlwine.com

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