Piper-Heidsieck_2025

Piper-Heidsieck
パイパー・エドシック

※美Premium No.45 (2025.10.29)掲載

“大胆なエレガンス”の象徴
自由と創造のシャンパーニュ

新たなキュヴェのためにリザーヴワインを探求し
革新を恐れず挑戦を重ねながら
歴史に新たなページを刻み続けるパイパー・エドシック

Photo: Akito Goto

洗練を極めた味わいに魅了される
人生にひねりを添える至福の一杯

 フローレンス=ルイ・エドシックにより1785年に創業されたパイパー・エドシック。その洗練を極めた味わいは瞬く間に宮廷で評判を呼び、当時のフランス王妃にも献上されました。創業者の死後、甥のクリスチャン・エドシックとアンリ=ギョーム・パイパーが事業を受け継ぎ、ハプスブルク家をはじめ14もの王室御用達となるなど、その名声はヨーロッパ中に広がります。クリスチャンの死により二人のパートナーシップは終焉を迎えますが、未亡人となったマダム・クリスチャンがアンリ=ギョーム・パイパーと再婚。「パイパー」と「エドシック」はひとつとなり、新たな歴史が紡がれました。二つの家名が象徴するのは、伝統と情熱の融合、そして常に進化を続ける精神。それを体現する言葉が「TWIST THE SCRIPT」。人生の脚本にひねりを利かせる、という意味で、常識を覆し、新たな視点で世界を魅了するメゾンの信念を表しています。この理念は、かつてこのパイパー・エドシックをを愛したマリリン・モンローにも重なります。彼女は俳優が制作に関わらないのが常識だった時代に、その枠を破り制作側にもかかわるという道を切り拓きました。その自由でしなやかな生き方は、パイパー・エドシックが掲げる“大胆なエレガンス”の象徴といえるでしょう。この精神を表現する特別な一本が、「ロゼ・ソヴァージュ ツイスト・ザ・スクリプト No.2」。爽やかさとと熟した甘美な果実の香りが感じられる、ユニークな骨格を持つ限定品です。

Photo: Akito Goto

Rose Sauvage Twist The Script No.2 Limited Edition Tin Box
[ロゼ・ソヴァージュ ツイスト・ザ・スクリプト No.2 リミテッド・エディション ティンボックス]
¥13,200
ピノ・ノワールを主体に、ムニエとシャルドネ、さらに主にレ・リセの赤ワインを約15%ブレンド。美しいロゼの色彩としっかりした果実味を表現。さわやかさと熟した甘美な果実の香りが感じられる、ユニークな骨格を持つシャンパーニュ。最低24カ月熟成。リザーヴワイン約25%使用。ドザージュ8g/L。深く、凝縮感のある味わいが広がり、エッジの効いたアタックの後に続く、みずみずしいベリーの味わいやスパイシーでスモーキーなニュアンスが特徴。

伝説的な映画スター、マリリン・モンローはパイパー・エドシックを愛飲し、『朝欠かさないのはパイパー・エドシック。私の目覚めの一杯よ。』という言葉を残しています。1954年、モンローは写真家ミルトン・グリーンとともに自身の制作会社を設立。自らのキャリアをより昇華させるため、プロデューサーとして新たな一歩を踏みだします。

 パイパー・エドシックはより高い品質の追求のために、熟成年数の高いリザーヴワインの貯酒、伝統的な醸造技術と最新醸造技術を組み合わせるなど、伝統に革新を重ねながら常に進化を続けています。さらに、20年以上にわたりサステナブルなワイン造りにも注力。2015年には自社畑すべてでHVE(環境価値重視)レベル3とVDC(持続可能なぶどう栽培)認証を取得し、2022年には国際的なB Corp認証を獲得。さらに契約栽培農家すべてのVDC認定を目指すなど、環境と人に寄り添う未来志向の姿勢を明確に示しています。

パイパー・エドシックは、2022年にシャンパーニュメゾンとして初のB Corp(社会・環境・透明性・責任の4軸で企業の持続可能性を証明する国際認証)認証を取得。

2018年よりシェフ・ド・カーヴを務めるエミリアン・ブティヤ。インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2021では、スパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。

Piper-Heidsieck
piper-heidsieck.com

●日本リカー TEL:03-5643-9770 info@nlwine.com

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